こんにちはカツ整体院です。
今日は腕にある筋肉の円回内筋についてです。
円回内筋症候群(えんかいないきんしょうこうぐん)とは
円回内筋は肘から下の腕を、ねじったり・回転する時に使う筋肉です。
首の骨(頸椎)から肩・腕・手へと神経は流れていて、その神経を肘のところにある円回内筋が収縮して神経圧迫を起こします。
「症状」
腕がしびれる、手がしびれる、腕から手にかけての痛み、肩こり。
「原因」
長時間のパソコン作業などで、腕や前腕の筋肉が疲れて収縮し起ります。
また荷物を腕に掛けて持つことによって筋肉が収縮し起る場合もあります。
「改善方法」
まず、一つはお風呂に入って体を温めることです。
湯船に入って温めると症状は軽くなりますが、筋肉の神経圧迫を楽にする為に伸び縮みする柔軟な筋肉にする事が重要なのです。人間の体はいくえにも筋肉が重なって出来ています。
腕の筋肉が収縮すると肘・腕・肩・首と連鎖反応のように収縮し、首の骨(頸椎)にもズレとして影響がでます。
首の骨(頸椎)のズレを、もとの有るべき位置に戻してあげると症状は改善していきます。
首の骨がズレていると首から頭・首から肩・首から腰にと何層にも重なっている筋肉が緊張します。
筋肉が緊張すると神経や血液がうまく流れにくくなるため、頭などの細胞に酸素や栄養が届きにくくなります。
ですので『首の頸椎を調整する事』によって血液や神経の流れがスムーズになります。
首の骨(頸椎)の調整によって神経もスムーズに流れだしますので、自律神経も安定してきます。
「予防方法」
長時間のパソコン作業をする場合は、ご自身で意識して休憩をとって下さい。
肩回しや手首回し(ブラブラもOK)手を上に挙げたり、眼を休めたりして同じ姿勢のままの作業には注意してください。
散歩をするなど、身体の筋肉の緊張をとる事もお勧めします。
腕はわりと過度に使っているのにケアをなかなか忘れてしまいがちですので、しっかりとストレッチもしてください。
円回内筋のストレッチのやり方
パート1
・腕を伸ばして四つん這いに近い姿勢を作ります
・トレーニングベンチや床の上で行いましょう
・ストレッチする側の指が自分の方へ向くようにします
・体重を前に移動していき、円回内筋を伸ばしていきます
・円回内筋がストレッチされているのを感じる場所で静止しましょう
パート2
・円回内筋をストレッチしたい側の腕を真っ直ぐ伸ばします
・手の甲が自分の方へ向くようにして指先を床の方へ向けます
・もう一方の手でその指先を抑えて自分の方へ寄せていきます
・円回内筋のストレッチが感じられるところで静止しましょう
回内筋が硬くなると肩も内側に巻きやすくなる原因にもなるのでみなさんぜひやってみてください!!
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