こんにちはカツ整体院です。
今日は私も良く食べるカニカマのお話です。
なかなかカニカマに注目することってないと思うんですが、このカニカマが実は筋肉を作る最強食材なんだそうです。
さらには、血糖値の上昇を抑える効果もあるそうで、ダイエットにも使えそう。
カニカマ・・・普通にスーパーで売っていて、私もよくサラダに入れたりそのまま食べたりします。
今日は、カニカマの注目すべき栄養素や効能・効果などを調べてみました!
カニカマの栄養、効能や効果は?
カニカマって、カニは一切含まれずに白身魚のスケトウダラのすり身で作られている「かに風味かまぼこ」です。
原材料が魚なので、タンパク質が豊富で、糖質や脂質が少ないです。
普段何気なく食べているカニカマですが、カニカマの栄養を見てみましょう!
・カロリー(1本7.5gあたり):7.3cal
・たんぱく質:0.74g
・脂質:0.1g
・炭水化物:0.86g
・カリウム:32.3㎎
・カルシウム:39.8㎎
・食塩相当量:0.1g
カニカマのカロリーは、1本あたり約6calです。
100gに換算すると、およそ90cal前後って感じなので、比較的低カロリーといえますよね。
カニカマが筋肉を作るメカニズム
筋肉を作るのに必要な主な栄養素「たんぱく質」はカニカマ1本で0.74g、100gあたり約9gということになります。
たんぱく質といえば、よくマッチョな人達が食べている”鶏ささみ”で、100gあたりのたんぱく質は23.0g。
他の代表的なたんぱく質の含有量は以下の通りです。
・魚肉ソーセージ(11.5g)
・ゆで卵(12.9g)
・納豆(16.5g)
・豆腐(6.6g)
・プロセスチーズ(22.7g)
・ヨーグルト(4.3g)
・牛乳(3.3g)
カニカマに含まれるたんぱく質量は、ゆで卵と変わりないですね。
大豆で作られている豆腐や、乳製品のヨーグルトや牛乳に比べると100gあたりのたんぱく質量はカニカマのほうが高いです。
またカニカマは、ビタミンB1やビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、パントテン酸なども含んでいます。
特に多く含まれているビタミンB12は、貧血予防や、細胞の活性化、赤血球を作り出す働きが期待できます。
血糖値上昇を抑制するメカニズム
カニカマって、カニ風味のかまぼこですよね。
もっと詳しくいえば、かまぼこを繊維状にして作られたものがカニカマになります。
実は、東京海洋大学大学院ヘルスフード科の矢澤一良先生によって「かまぼこ」には血糖値上昇抑制効果があるという研究成果が発表されているんです。
研究結果では、マダラ以外にもイサキやマダイといった魚のすり身で作ったかまぼこでも、血糖値上昇を抑える効果があったとのこと。
しかも、生のすり身では効果が見られず、かまぼこ状にしていない蒸したすり身には効果が見られたということで、加熱処理をされたたんぱく質に、血糖値上昇を抑える効果があることが分かっています。
また、研究ではかまぼこを食べた後の血中のインスリン濃度が上がったことも確認されていて、かまぼこを食べたことでインスリンの分泌を促し血糖値の上昇を抑えることができたことも発表されています。
カニカマは無脂肪で、ダイエット中の方におススメ
カニカマの原料でもあるスケトウダラは鮮度を保つために船内で内臓を取り出し、水にさらしてから運ばれています。
この水にさらし脱脂することによって魚の脂肪がほぼ0になり、カニカマや蒲鉾は無脂肪になります。
ですので、カニカマはしっかりタンパク質は摂れてカロリーは抑えられるというメリットがあるのです。
カニカマは消化に良く脂肪がほとんど無い為、胃もたれせず沢山タンパク質が摂れる食品でダイエット中の方にはおススメです。
カニカマは1日どれくらい食べたらいいのか
糖質制限で体には良くないイメージがあるのですが、基本的に糖質は一番重要なエネルギー源。
でも、糖質の摂りすぎは肥満にも繋がります。
カニカマを1日に食べる目安として、約10㎝位の大きいサイズのカニカマであれば、タンパク質約10g・糖質約10g位で1日1本。小さいサイズであれば、5~6本程度が丁度良いようです。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
カニカマの赤い着色料は体に良い!?その秘密とは
赤い着色料は体に悪いというイメージが強いと思いますが、今と昔は違います。
現在のカニそっくりの赤い着色料は、天然素材であるトマトとパプリカから抽出した抗酸化作用の強い色素を使用し色を付けています。
その上、直接着色するのではなくフィルムに包むように着色しているので表面がまばらに赤くなり、よりカニカマそっくりに作ることができるのです。
商品の裏には製造元や使用している原料が書いてありますがそこにはトマト色素・パプリカ色素などと記載されています。
トマトと言えば「リコピン」ですが、これは強い抗酸化作用があるファイトケミカルの一種で血管・肌など老化予防の効果が期待できるものです。
しかしカニカマは表面にちょっと塗ってあるだけなので、良い物が入っていると認識して頂ければいいと思います。
赤い着色料は体に悪いどころか、体に良い物を使っていたのです。
カニカマは良いことばかりだがデメリットは
塩分が多いということです。
大きいサイズのカニカマであれば、1日1本食す位にしておいてください。
見た目や味など、本物のカニを美味しく凝縮し追求することにより、味にも筋肉にもそしてダイエットにも良い結果として本物のカニを越えた最強の健康食材。
カニカマのもつ健康効果をしっかり確認できたでしょうか?
カニカマはスーパーやコンビニで手軽に手に入る食材で、簡単にそのまま食べることもできます。
さらには、カニカマをカニの代わりに調理をしたり、レシピの幅が広い食材でもあります。
みなさんも普段の食事にカニカマを取り入れて、健康効果をアップさせましょう!
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